- バレエ留学
- 2024/10/23
【海外バレエ留学】留学先での生活費・お金の管理について大公開!
実際にかかった生活費やお金の管理方法を紹介します。 何にお金を使っていたかや、海外留学に便利なデビットカードについて解説しているので、 ぜひ、留学生活の参考にしてください!!
生活費は月々1万円※訳あり
ロシアにバレエ留学中、月々の生活費は1万円でした。 「安っっす!」と思ったかもしれませんが、 これには理由があります。
理由は簡単で、学校の寮で生活をしていたからです。
- 寮の家賃
- 食費(毎日3食)
- 水道光熱費
この3つの費用が学費にすでに含まれていたので、 留学先で実際にかかる生活費が安くすることができました。
また物価が日本よりも安かったのも生活費を抑えられた理由のひとつかと思います。
寮生活:家賃、食費、水道光熱費などが学費に含まれている。
ロシア留学:物価が日本より安い。 →月々1万円で生活できた!
生活費の使い道(主に食べ物)
実際の生活費の使い道を、金額が大きい順に並べてみました。
- 食費(プロテイン、乳製品、パン、お菓子、お惣菜、果物など)
- 外食(カフェ・レストラン)
- 日用品(トイレットペーパー、洗剤、柔軟剤など)
- スマホの利用料金 ・交通費(路面電車、バス、タクシー)
例外
- バレエ用品(レッスン着、シューズなど)
食費に一番多くのお金を使っていました。
授業の間などに小腹が空いたときに、買ったバナナやパンをよく食べていました。
また、毎日プロテインを飲んでいたのも、金額を上げた理由のひとつですね。
ただ、普通に買うとすぐに予算オーバーしてしまうので、スーパーのチラシを見ながら、 「今日はこっちのスーパーでヨーグルトが安いから、ここで買おう!」 みたいな感じで買い物をしていました。
食費が安くなると、その分自由に使えるお金が増えたので…。
また、バレエ用品は学校の進級試験やコンサートの前によく買っていました。
さすがに週5日レッスンをしていると、バレエシューズはすぐボロボロになっていました。
なので、2ヶ月に1回はシューズを買い替えていましたね。
日々の支払いはデビットカード
留学先でのお金の支払い方法は、おもに3つあります。
- 現金(現地の通貨)
- クレジットカード
- デビットカード
この中で、わたしは主にデビットカードを生活費の支払いに利用していました。
- 銀行が発行しているクレジットのようなカード。
- クレジットカードと違い、利用するのとすぐに紐付いている口座からお金が引き落とされる。
- 年会費無料のカードが多い。
三菱UFJデビットやSMBCデビットといったデビットカードがあります。
デビットカードを使っていた理由は単純に、スムーズに決済できるからです。
どのお店でもカード決済ができ、カードを「ピッ」とするだけで支払いのできるタッチ決済も使えました。
スーパーはもちろん、日本ではカードの使えない路面電車やバスでもカード決済ができました。
お会計のときにお財布からお金をを出さなくてよいタッチ決済に慣れるともうやめられません。
今説明したカード決済やタッチ決済は、クレジットカードでも利用できます。
では、なぜクレジットカードではなく、デビットカードを選んだかの理由とカードのメリット・デメリットを紹介しています。
15歳から利用できるカード
わたしがクレジットカードではなく、デビットカードを選んだ一番の理由です。
デビットカードは、15歳から申し込みができるカードだからです。
ここがクレジットカードはとは大きく違います。(クレジットカードは18歳から)
実際に、デビットカードの申込み可能な年齢は、下記のようになっています。
わたしは、18歳になってすぐに留学をしたので、クレジットカードは申し込めませんでした。
入会審査もありますし…。
実際に、同じバレエ学校に留学していたのは高校生くらいの年代(15〜18歳)が多く、彼らもデビットカードを持っていました。
未成年でも使えるカードだったので、デビットカードを選んだわけです。
ちなみに少し手数料は高いですが、13歳から利用できるプリペイドカードもあったります。
現地のATMでお金が引き出せる。
デビットカードには、海外のATMで現地の通貨を引き出せるサービスが利用できます。
カード決済は便利ですが、寮の友達に買い物をお願いするときなど、現金が必要な機会はやはりあります。
あとは、ビザの更新をするときも現金が必要でしたね。
そんなときに、デビットカードがあるとATMで簡単に現金を引き出せます。
カード一枚で簡単にお金が引き出せるで、日本から両替をして持って行く必要もなくなります。
また、必要なときに必要な分だけ現金を引き出せるので、留学中にたくさんの現金を管理しなくて済みます。
現金を持たないので安全です。
クレジットカードでも同じようなサービスはありますが、追加で審査があります。
さらに利用手数料もデビットカードの方が安いので、デビットカードを利用していました。
お金の管理が簡単
カード決済にすると、お金の管理が簡単です。
理由は、以下の2つがあります。
- カードの利用時に、すぐにメールが届く。
- 口座の残高分しか買い物できないので、使い過ぎの心配がない。
デビットカードで買い物をすると、すぐに利用金額(日本円)や場所がメールが届きます。
不正利用されたときにも、すぐにわかります。
また、カードに紐付ている口座の残高分しか買い物ができないので、使いすぎの心配がありません。
わたしの場合は両親に毎月、生活費を口座に振り込んでいてもらっていました。
急にお金が必要になったときでも、日本の銀行口座に振り込んでもらうだけなので簡単です。
アプリで口座の残高も見れるので、お金の簡単が簡単でした。
海外でJCBは使えない(VisaかMasterCardがオススメ)
デビットカードに限った話ではないですが、
海外留学をするなら「Visa」か「MasterCard」、どちらかの国際ブランドのカードを用意しましょう。
間違ってでも、「JCB」はやめてください。
「Visa」や「JCB」などいった世界中に加盟店ネットワークを持つクレジットカードブランドのこと。
カードの右下に書いてあるマークで、そのカードがどのブランドかわかります。
理由は簡単で、留学先で使えない可能性があるからです。
実際に、留学していたロシアのスーパーやお店で「JCB」は利用できませんでした。
使えたのはマクドナルドくらいです…。
世界シェアNo.1とNo.2の「Visa」と「MasterCard」どちらかを持っていれば、大体どこでも使えます。
カードを発行するなら、このどちらかの国際ブランドのカードがオススメです。
海外決済手数料がかかる
デビットカードを海外で利用すると、海外決済手数料がかかります。
だいたい利用金額の3%くらいです。
例えば月に1万円の買い物をカードですると、300円の手数料が発生します。
わたしのように夏休みを除いた9ヶ月間、月々1万円をカードで支払うと2,700円かかる計算になります。
決して安くはないですが、消費税のように、カード利用税だと思い割り切っていました。
予備のカードは必須
カードが利用できなくなったときのために、予備のカードを用意しておきましょう。
理由は単純で、万が一のときに日々に生活に必要な買い物ができなくなるからです。
- 「磁気不良でカードが使えなくなった」
- 「カードをなくした」
- 「ATMにカードが吸い込まれて出てこなくなった」
などカードが一枚しかないと、何かあったときに本当に困ってしまいます。
デビットカードのほかに、プリペイドカードとクレジットカードを予備のカードとして持って行っていました。
わたし自身、実際に磁気不良でカードが使えなくなったことがあったので、予備のカードは必須です。
まとめ
- 留学中の生活費は、食費や日用品費にお金がかかる
- 生活費の支払いにはデビットカードが便利
- 15歳から利用できるカード
- 現地のATMでお金が引き出せる
- お金の管理が簡単
- 決済ブランドに注意が必要(VisaかMasterCard)
- 海外決済手数料がかかる
- 予備のカードは必須
三菱UFJデビットやSMBCデビットなどのデビットカードがある。
いかがでしたか?
留学中の生活費やお金の管理方法などは分かりましたか??
デビットカードがあると、留学中のお金の管理が本当に楽になりますよ!
留学生活の参考にしてくださいね!
この記事を書いた人Wrote this article
かたーる 男性
『バレエの世界をもっと身近に!』をテーマに情報発信しています。【経歴】高校→バレエ留学→コロナ強制帰国→オーディション旅→海外バレエ団(4年目)。年間100公演以上あるバレエ団でソリストをしています。