- 発表会
- 2024/10/24
バレエコンクールに初めて出場します。バレエコンクールに必要な持ち物を教えて下さい!
このような疑問に答える記事を書きました!
この記事で解説しているバレエコンクールに必要な持ち物を準備すれば、コンクール当日を万全の体制で向かえられます。
コンクールに10回以上出場している筆者が解説しています!
記事の後半では「コンクールで役立つ便利グッズ」や「コンクール当日の服装」も解説しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
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バレエコンクールに必要な持ち物リスト
バレエコンクールに必要な持ち物をカテゴリー別に解説していきます。
持ち物リストも用意したので、準備するときに活用してくださいね!
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本番で必要な持ち物
舞台で踊るために必要な持ち物になります。
- 衣装
- 髪飾り(ティアラ)
- 本番用タイツ
- トウシューズ・バレエシューズ
- アンダーショーツ・ステージショーツ
- ボディファンデーション
- 小道具(扇子、タンバリン等)
衣装
バレエコンクールで絶対に忘れてはいけないのが衣装です。
玄関に衣装を忘れかけた経験があります!
バレエ衣装用の衣装バッグに入れておくと、汚れやシワが付かずに持ち運べます。
「衣装なんて忘れないだろう」と考えている方も多いと思いますが、意外と忘れやすいので、家を出る前に必ず確認してくださいね!
髪飾り(ティアラ)
お菓子の空き箱に入れておくと、形が崩れたり壊れたりする心配がなくなります。
本番用タイツ
本番用のタイツは予備も含めて、2本は準備しておきましょう。
「着替えるときに伝線しちゃった」「気づいたら穴が空いてた」なんてことがよくあります。
新品のタイツは滑りやすいので、予備も含めて一度は洗濯をしておいてください。
トウシューズ・バレエシューズ
本番で履くトウシューズは、次のポイントを確認しておきましょう。
- トウシューズ自体が汚れていないか?
- リボンやヒモが取れかけていないか?
- トウパッドなどの付属品はちゃんとあるか?
ウォーミングアップに必要なバレエシューズもあわせて用意しておきましょう。
アンダーショーツ・ステージショーツ
ロマンチック・チュチュを着る場合には、ステージショーツも忘れずに用意しましょう!
スワニルダ第1幕やジゼルなどのバリエーションで必要です!
ボディファンデーション
人によってはボディファンデーションが必要になります。
小道具(扇子、タンバリン等)
扇子やタンバリンなどの小道具が必要な場合には、あわせて用意しておきましょう。
楽屋で必要な持ち物
楽屋や舞台袖で必要な持ち物になります。
- メイク道具
- 大きめの鏡
- ヘアメイク用品
- レッスン着、ウォーミングアップ着
- シューズカバー
- ストレッチ用品
- 裁縫道具(針、糸、ハサミ)
- タオル
- 飲み物
- お菓子、軽食
- ゴミ袋
メイク道具
バレエコンクールで必要なメイク道具は、以下の通りです。
- ファンデーション
- スポンジ
- つけまつ毛&のり
- アイライナー
- アイシャドウ
- 口紅&紅筆
- メイクブラシ&チップ
- アイブロウ
- メイク落とし
- ティッシュ
- 綿棒&コットン
※女性の場合
ファンデーションやメイク落としなどの消耗品は、買い替えや追加購入が必要かどうか事前にチェックしてください。
メイクをしてコンクール会場に来る場合でsも、メイクの手直しが出来るようにメイク道具は持ってきましょう!
バレエ男子に必要なメイク道具は、「【これで完璧!】バレエ男子に必要なメイク道具を年に100回公演があるプロダンサーが徹底解説!」で解説しています!
大きめの鏡
コンクール当日はたくさんの人が楽屋を利用するので、化粧台が空いていないケースが多いです。
大きめの鏡があると、いつでも自分がメイクをしたい時にどこでもメイクができます。
ヘアメイク用品
お団子(シニヨン)をするのに必要な持ち物になります。
- ジェル&ヘアスプレー
- ヘアブラシ(コーム)
- Uピン・アメピン
- ヘアネット
ヘアピンは髪飾りをつけるときに必要なので、いつもより多めに持っていきましょう!
レッスン着、ウォーミングアップ着
コンクール会場内では、レッスン着の上にジャージを着ている出場者が多いです。
いつでもストレッチやウォーミングアップができますし、そのままメイクもできます。
本番までに体が冷えないにできるだけ暖かい格好をしましょう。
上着は脱いだときにメイクが崩れない、前開きのジャージやパーカーがおすすめです。
シューズカバー
バレエシューズやトウシューズの上から履けるので、楽屋やトイレなどの会場内での移動が楽になります。
楽屋や廊下の床にはワックスが塗られて、そのワックスが舞台の床やシューズに付くと滑りやすく危険です。
廊下などを移動するときは、必ずシューズカバーを履くようにしましょう。
オーバーソックスや大きめの靴下でも代用できます!
ストレッチ用品
コンクールに持っていくストレッチ用品は、場所を取らない小さいものがおすすめです。
ストレッチバンドやテニスボールなどを持っていっていました。
裁縫道具(針、糸、ハサミ)
本番前に衣装やシューズが脱げないように、衣装のホックやシューズのヒモを糸で縫います。
すぐに使えるように、本番で着る衣装やタイツと同じ色の糸を針に通しておきましょう。
男性の場合、シューズが脱げないようにタイツと縫い付けている人もいます。
衣装のホックが取れたり、シューズのリボンが切れたりのハプニングに対応できるので、忘れずに準備しておきましょう!
タオル
汗を拭くタイルやメイクをする時など様々な場面で必要になります。
タオルは2〜3本用意しておきましょう。
フェイスタオルが肩にもかけられるのでおすすめです。
飲み物
万が一、こぼれても衣装が汚れない水がおすすめです。
緊張から水分補給を忘れてしまいがちですが、ウォーミングアップや舞台上での練習で汗をかいています。
こまめに水分補給をするようにしましょう。
飲み物はコンクール会場にある自販機でも買うことはできますが、水やお茶などは売り切れていることが多いです。
事前に準備するか会場近くのコンビニなどで買っておきましょう。
お菓子、軽食
食事はコンクールで全力を発揮する手助けをしてくれます。
舞台で踊る2時間前までに食事をしておくのがおすすめです。
本番前にササッと食べれて、すぐにエネルギーに変わるゼリー飲料やバナナがあると手軽に栄養補給ができます。
「ひと口サイズのチョコ」と「カロリーメイト」を、コンクールにいつも持って行っていました。
食べ物で衣装を汚さないように気をつけましょう。
ゴミ袋
コンクールでのゴミは基本的に持ち帰りです。
食べ物やメイクのゴミなどが出るので、コンビニでもらえる小さい袋がいくつあるとゴミ袋として使えて便利です。
受付で必要な持ち物
コンクールの出場者受付で必要になる持ち物です。
- コンクール参加証・通行証
- 2次審査料(必要な場合のみ)
- 音源(CD、MD、USB)
- 映像・写真代
コンクール参加証・通行証
出場者受付をするときや楽屋に出入りするときに必要になります。
2次審査料(必要な場合のみ)
2次審査に進んだ場合には、出場者受付時に2次審査料(決選審査料)の支払いが必要です。
お釣りがないように用意して封筒に入れておきましょう。
音源(CD、MD、USB)
本番で踊る曲の提出方法が、コンクールによって決まっています。
コンクールによって細かく形式が指定されているので、参加要項などを確認してから準備をしましょう。
移動中に破損したり機械が読み込めないエラーが起こる場合もあるので、必ず予備の音源も持って行きましょう!
映像・写真代
コンクール会場で映像や写真を申し込む場合、支払いは現金のみの場合が多いです。
2次審査料と同じようにお金を封筒に入れておくと、申し込みをスムーズに行えます。
バレエコンクールで役に立つ便利グッズ4選
バレエコンクールにあると便利なグッズもあわせて紹介します。
- ブランケット:どこでもストレッチできる
- 持ち運び用バッグ:会場内での移動用に
- パスケース:通行証をスムーズに提示できる
- ワイヤレスイヤホン:音楽の確認ができる
ブランケット
ブランケットがあれば、廊下やリハーサル室の床に敷いてストレッチができます。
ストレッチの時に床に敷くと、身体が冷えるのを防げます。また衣装を着たまま座れるので、本番前に軽いストレッチもできます。
自宅やスタジオでストレッチをする時にもあると便利なので、ストレッチ用に持っておきましょう。
持ち運び用バッグ
楽屋やリハーサル室、舞台袖を移動するときに、荷物を持ち運ぶためのバッグです。
わたしはトートバッグに以下のものを入れて持ち運んでいました。
- 通行証
- タオル
- 飲み物
- 貴重品&スマホ
- ストレッチ用品
- エントリー書類(CDなど)
コンクール当日は多くの人が楽屋を利用するので盗難などの事件も起こります。
スマホや財布などの貴重品は必ず持ち歩き、楽屋には残さないようにしましょう!
パスケース
パスケースがあると通行証を首から下げられます。
荷物の多いコンクールでも、通行証を首から下げておけばスムーズに楽屋に入れます。
会場内では持ち運び用のバッグに結んでおくと、通行証の提示がいつでもできます。
ワイヤレスイヤホン
ワイヤレスイヤホンをスマホに接続すれば、レッスン曲を音楽を聞きながらウォーミングアップができます。
また本番で踊る曲を入れれば、どこでも音楽に合わせて練習ができます。
本番前にはお気に入りの音楽を聞いてテンションを上げていました!
バレエコンクール当日の服装について
最後にバレエコンクール当日の服装についても解説しておきます。
表彰式に参加できる服装をしよう
コンクール当日は表彰式に参加できる服装を用意しておきましょう。
コンクール会場に入るときはどんな服装でも大丈夫ですが、表彰式に全身ジャージは問題です。
表彰式で舞台に上がってもいいように、女性ならワンピース、男性ならシャツを準備しておきましょう!
会場入り前にヘアセットをしておこう
コンクール当日の朝は早いですが、お団子をしてから会場に入るのがおすすめです。
審査が午前中からあるコンクールでは、「楽屋が開く時間から本番まで3時間しかない!」なんてことがよくあります。
ストレッチやメイクに時間をかけられるように、お団子は会場に入る前までにしておきましょう。
お団子をして会場に来ている女性がほとんどです!
まとめ:バレエコンクール持ち物リスト
今回の記事では、バレエコンクールに必要な持ち物を紹介しました。
コンクール当日に「これを持ってくればよかった…」と後悔しないために、今のうちに持ち物の準備をしておきましょう。
持ち物リストをぜひ活用してくださいね!
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かたーる 男性
『バレエの世界をもっと身近に!』をテーマに情報発信しています。【経歴】高校→バレエ留学→コロナ強制帰国→オーディション旅→海外バレエ団(4年目)。年間100公演以上あるバレエ団でソリストをしています。