- レッスン
- 2024/10/25
【もう迷わない】バレエ男子のレッスン着の選び方!
「男子はバレエのレッスンでどんな格好をして練習しているの?」
と息子にバレエを習わせようか迷っているお母さんなら、誰もが考えるでしょう。
実は男子が着ているレッスン着はどんな年齢でも同じような格好をしています。
もし、「どんなレッスン着を買ったらいいかわからない」などと考えているのなら、この記事をぜひ読んでみてください。
そうすれば、バレエ男子にはどんなレッスン着が必要なのか分かります。
男子はどんな服装がレッスンに適しているのか
身体のラインがしっかりわかる服装
レッスンには身体のラインがしっかりわかる服装が向いています。
なぜならバレエの先生はレッスン中、正しく動けているか、生徒の身体の隅々までチェックしているからです。
実際に男性は、舞台でバレエを踊るとき、このような衣装を着ています。
この画像を見てみてください。
これはバレエ3大作品のひとつ「白鳥の湖」のワンシーンで、主人公のジークフリート王子とヒロインのオデットが踊っています。
男性は脚のラインがはっきり見えるタイツを履いていますね。
このように男性はバレエの作品を踊るとき、このような衣装を着ることが多いです。
なので、舞台上で全身を美しく魅せることができるように、普段のレッスンでも、身体のラインがしっかりわかる服装をすることが必要です。
動きやすい服装
またレッスン着は、動きやすい服装であることも重要です。
バレエは一見、美しい踊りに目を奪われがちですが、とてもハードな運動です。
頭からつま先までの全身をフルに使って、感情を表現するからです。
特に男子の場合は、男性らしさを表現するため、女子よりも高くジャンプしたり、たくさん回転することを求められるのでさらにハードです。
そんなハードな運動のですが、バレエが求める動きやすい格好は、みなさんの考えるものとは少し違うかもしれません。
動きやすい服装と言われると「ジャージ」をイメージするひとが多いのではないでしょうか?
確かにジャージはサッカーや野球などのスポーツをするのには動きやすい格好です。
そんなジャージですが、実はバレエを練習をするのには適していません。
先ほど述べた身体のラインがはっきりしないと言う理由もありますが、一番の理由は「バレエ特有の動き」に関係しています。
これはバレエのレッスン風景です。
小さなバレリーナたちが脚を高くあげて、そのポーズを保つ練習をしています。
バレエではこのように脚は基本的に股関節から動かします。
もしジャージでこのポーズをしてみるとどうでしょうか?
おそらく90度くらいまではジャージでも上げることはできると思います。
ですがそれ以上、上げようとすると、ジャージで引っかかってきます。
これではバレエの練習の妨げになってしまいます。
バレエを習わせようと考えているのであれば、レッスンのときに子どもが動きやすい服装を用意してあげましょう。
バレエ男子はどのようなレッスン着を必要なの?
では男子は具体的に、どのような格好をしてレッスンをすればいいのでしょうか?
答えは、白のTシャツに、黒色のタイツです。
なぜなら、バレエのオーディションやワークショップで、この格好を指定されることが多いです。
実際に、ジャパングランプリという日本で有名なバレエコンクールで行われているワークショップでは同じ格好を指定されています。
どこでレッスン着を買えばいい?
必要なレッスン着はわかりましたが、どこで買えばいいのでしょうか?
初めてバレエを習うなら代用品でOK!
初めてバレエを習う、もしくはバレエを体験しに行くという場合は、バレエ用品店でレッスン着を買う必要はありません。
理由は単純に、値段が高いからです。
バレエショップでよく売っているレッスン着は、タイツが約5,000円、Tシャツが約2,500円します。
これに加えて、バレエシューズを買うとなると、レッスン着だけで合計で10,000円も費用がかかってしまいます。
長く続けるかまだわからない状態で、この金額を投資するのには、なかなか勇気がいりますよね。
実は、タイツはスパッツで代用することができます!
ほとんど見た目は同じですが、値段は1,000円以下が購入することができます。
これにGUやユニクロなどで買える無地のTシャツを組み合わせれば、格安でレッスン着がそろってしまいます。
とりあえず代用品でバレエ教室に通ってみて、本格的にバレエを習い始めるようになってから、ちゃんとしたレッスン着を買うようにしましょう!
まとめ
まとめ
- 身体のラインがしっかりわかり、動きやすい服装がレッスン着に適している。
- レッスン着は他のもので代用できる。
おわりに
いかがでしょうか?
バレエを習う上でどんなレッスン着が男子に必要なのかわかったでしょうか?
男子がバレエを習うとリズム感で身につくほかに、柔軟性や持久力、瞬発力などの身体能力を高めることができます。
ぜひ一度、どんな風にレッスンをしているか見学するだけでもいいので、バレエ教室に行ってみてください!!
この記事を書いた人Wrote this article
かたーる 男性
『バレエの世界をもっと身近に!』をテーマに情報発信しています。【経歴】高校→バレエ留学→コロナ強制帰国→オーディション旅→海外バレエ団(4年目)。年間100公演以上あるバレエ団でソリストをしています。