- レッスン
- 2024/10/27
高校からバレエを始めるのは遅いのか?バレエダンサーが徹底解説!
高校からバレエを習い始めるのは遅いですか?
このような疑問に答える記事を書きました!
この記事では、高校からバレエを習おうか迷っている方向けに「バレエを習うメリット」や「バレエの始め方」を解説しています。
日本のバレエ教室で講師もしているバレエダンサーが解説しますね!
記事の後半では、バレエを習う際によくある質問にも答えているので、ぜひ最後までチェックしてください。
高校からバレエを習い始めるのは遅くない
バレエは小さい頃から習わないと無理ですか?
高校からバレエを習い始めるのは、決して遅いことはありません。
むしろ体力や集中力が発達しているので、新しいことを始めるには最も適した年齢だからです。
実際に高校進学や新学期に合わせて、新しくバレエを習い始める人も多くいます。
高校からバレエを始めたからといって、上達が遅れることもないので安心してくださいね!
高校からバレエを習うメリット5つ
高校からバレエを習うメリットは、大きく分けて5つあります。
- 姿勢が良くなる
- 柔軟性と体力が向上する
- 集中力と忍耐力が高まる
- 礼儀やマナーが身につく
- 新しい友人や仲間ができる
①姿勢が良くなる
バレエを習うことで、美しい姿勢が手に入ります。
バレエでは体幹を使って、身体をまっすぐ保つことが重要です。
レッスンを続けることで、正しい姿勢を保つための筋肉が鍛えられ、背筋が伸びるようになります。
バレエダンサーには立ち姿が美しい人が多いです!
日常の立ち姿や座り姿が美しくなり、健康にも役立ちます。
②柔軟性と体力が向上する
バレエを踊るためには身体の柔軟性は不可欠なため、習い始めれば柔軟やストレッチをする機会で増えます。
また優雅なイメージとは異なり、バレエはハードな運動なので体力も自然と鍛えられます。
柔軟性がアップすると怪我の防止につながり、体力の向上は他のスポーツや日常生活にも役立ちます。
基礎代謝が上がることで、肌トラブルが少なくなります!
③集中力と忍耐力が高まる
バレエでは手や足の位置、体の向き、視線などが細かく決まっています。
早く上達するためには、レッスンでの先生からのアドバイスに耳を傾けて、集中して取り組む必要があります。
レッスンではひとつ動作を何度も繰り返し練習するので、忍耐力も鍛えられますよ。
④礼儀やマナーが身につく
バレエでは礼儀やマナーが大切にされています。
レッスンは礼儀(レヴェランス)から始まります!
バレエ教室でのルールも守ったり、レッスン中には周りの人と場所を譲り合ったりする中で、礼儀やマナーが自然と身についていきます。
⑤新しい友人や仲間ができる
年齢にかかわらず、同じ趣味や目標も持った友人ができるのも魅力のひとつです。
バレエを通じて礼儀やマナーが身につくのと同じように、チームワークや支え合いの精神も学べます。
バレエの習い始め方3ステップ
バレエを習い始めるための手順を、ステップごとに解説します。
- ステップ①:バレエ教室を探す
- ステップ②:体験レッスンに参加する
- ステップ③:必要なバレエ用品を揃える
さっそくチェックしましょう!
ステップ①:バレエ教室を探す
まずは通いたいバレエ教室の候補を探しましょう。
バレエ教室は大きく分けて、次の2種類があります。
- 個人経営の地元のバレエ教室
- スポーツクラブやレンタルスタジオが運営するバレエ教室
「地域名+バレエ」で検索すると、近くのバレエ教室が簡単に見つけられます!
バレエ教室を探すときには、以下のポイントを意識してみてください。
- どのような資格や経歴を持った教師が指導しているか?
- 自分にあったレベルのクラスはあるか?
- 通いやすい場所、レッスン時間か?
- スタジオの設備は充実しているか?
- 発表会などの舞台で踊る機会はあるか?
気になるバレエ教室をいくつかピックアップしましょう。
ステップ②:体験レッスンに参加する
バレエ教室の候補が見つかったら、体験レッスンに申し込みましょう!
体験レッスンを通じて、そのバレエ教室の雰囲気や環境が自分にあっているかチェックできます。
1クラスのレッスン時間は、60分〜90分が一般的です。
「このバレエ教室ならバレエが楽しめそう!」と思えるバレエ教室が見つかったら、そのまま入会手続きを済ませましょう。
体験レッスンのときの服装や髪型はどうすればいいですか?
体験レッスンは動きやすい格好であれば、基本的に問題ありません。
- 動きやすい格好(Tシャツ、短パン、ジャージ、体育着など)
- 厚手の靴下(あればバレエシューズ)
髪の毛はポニーテールにしておくと、レッスンの邪魔になりません。
※体験レッスン申込時に、バレエ教室に確認しておくと安心です!
ステップ③:必要なバレエ用品を揃える
バレエ教室が決まったら、本格的なレッスンに必要なバレエ用品を買い揃えましょう。
必要なバレエ用品は、以下の4つなります。
- レオタード
- タイツ
- バレエシューズ
- シニヨングッズ(ネット、ヘアピン、ヘアゴムなど)
目安としては1〜2万円くらいあれば、必要なバレエ用品が手に入ります。
高校からバレエを習う際によくある質問3コ
最後に、高校からバレエを習う際によくある質問に答えていきますね。
- 質問①:レッスン費用はどのくらいかかりますか?
- 質問②:体が硬いけれど大丈夫ですか?
- 質問③:いつ頃トウシューズが履けるようになりますか?
質問①:レッスン費用はどのくらいかかりますか?
レッスン費用はどのくらいかかりますか?
週1回のレッスンで月額9,000円、週2回で月額15,000円といったバレエ教室が一般的です。
- 週1回:9,000円(月額)
- 週2回:15,000(月額)
- 1レッスン:3,000円
チケット制のバレエ教室では、1レッスン3,000円くらいが平均となっています。
入会金がかかるバレエ教室もあるので、体験レッスン時にチェックしておきましょう!
質問②:体が硬いけれど大丈夫ですか?
体が硬いけれど大丈夫ですか?
バレエを習うことで柔軟性は上がっていくので、問題ありません!
週1・2回のレッスンでも、半年ほど続けてレッスンをしていれば、身体は大きく変化していきます。
「体が硬いからバレエに向いていないかも…」と心配せずに、ぜひバレエに挑戦してください。
質問③:いつ頃トウシューズが履けるようになりますか?
トウシューズを履き始めるタイミングの目安は、バレエを習い始めて1〜2年くらいになります。
というのもトウシューズを履くためには、以下のような条件をクリアする必要があるからです。
- 筋力と体幹が十分に鍛えられている
- バレエの基礎がしっかりと身についている
最終的にはバレエ教室の先生の判断によって、トウシューズを履ける時期を見極めてもらいましょう。
バレエの基礎が身につく前にトウシューズを履くと、捻挫などの怪我をする可能性が高まり危険です。
初心者のうちは無理して焦らず、トウシューズを履くために必要なバレエの基礎や筋力を身に着けましょう!
まとめ:高校からバレエを習い始めるのは遅くない
今回の記事では、「高校からバレエを習うのは遅いですか?」といった疑問に答えました。
- 高校からバレエを習うのは遅くない
- 「地域名+バレエ」でバレエ教室が調べられる
- まずバレエ教室の体験レッスンに申し込もう
高校からバレエを習い始めるのは、決して遅いことはありません。
柔軟性が上がったり、新しい仲間ができたりと、バレエを習うメリットはたくさんあります。
まずは「地域名+バレエ」で検索して、気になるバレエ教室の体験レッスンに申し込みましょう!
この記事を書いた人Wrote this article
かたーる 男性
『バレエの世界をもっと身近に!』をテーマに情報発信しています。【経歴】高校→バレエ留学→コロナ強制帰国→オーディション旅→海外バレエ団(4年目)。年間100公演以上あるバレエ団でソリストをしています。