
次のバレエ発表会で海と真珠を踊ることになりました。どんなあらすじの作品ですか?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事で解説しているバレエ作品「海と真珠」について知っておけば、今度の発表会で上手に踊るための手助けになるはずです!
海外バレエ団に所属している筆者が解説しますね。
記事の後半では作品に関するよくある質問にも答えているので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
バレエ作品「海と真珠」は「せむしの仔馬」のワンシーン
「海と真珠」というバレエ作品は、全幕バレエ「せむしの仔馬」に登場する踊りです。
「海の王国」の場面で登場する踊りです!
海と真珠の男性1人女性2人が一緒に踊るパ・ド・トロワになります。
パ・ド・トロワとは…
3人で踊る踊りのこと。フランス語で「3人の踊り」という意味です。
フレスコの踊りも「せむしの仔馬」に登場する踊りですよ!
バレエ「せむしの仔馬」とは
バレエ「せむしの仔馬」は、イタリアの作曲家チェーザレ・プーニによって作曲された全4幕8場のバレエ作品です。
- 原作:ピョートル・エルショーフ著「せむしの仔馬」
- 作曲:チェーザレ・プーニ(1802年‐1870年)
- 振付:アルテュール・サン=レオン(1821年‐1870年)
- 構成:全4幕8場
- 初演:1864年12月15日(ボリショイ・カーメンヌイ劇場)
原作はロシアの詩人ピョートル・エルショーフ著「せむしの仔馬」となっています。
マリウス・プティパによる改訂をきっかけに、海と真珠のパ・ド・トロワが登場する「海の王国」の場面が追加されました。
海と真珠(せむしの仔馬)のあらすじ

バレエ「せむしの仔馬」は、以下のようなストーリーになっています。
農家に生まれた三兄弟の末っ子イワンは、不思議な力を持った背中に2つのコブがある仔馬を手に入れます。その仔馬とともに様々な困難を乗り越えて、最後には美しい姫と結婚して王様になるというお話です。
海と真珠のパ・ド・トロワが登場する「海の王国」の場面のあらすじも紹介しますね。
王様に命令されて、美しい姫を連れてきたイワン。王様が結婚を申し込みますが、結婚の条件として「海に落とした自分の指輪を探し出すこと」という無理難題を突きつけられます。イワンは王様の代わりに海の底に沈んだ指輪を探しに行くことに…。
この海の中の場面で踊られるのが海と真珠のパ・ド・トロワになります。
バレエ作品「海と真珠」に関するよくある質問

最後に海と真珠のパ・ド・トロワに関するよくある質問について答えていきます。
- 質問①:作品の難易度はどのくらいですか?
- 質問②:海と真珠の動画はありますか?
- 質問③:どんな衣装を着て踊りますか?
順番に見ていきましょう!
質問①:作品の難易度はどのくらいですか?
海と真珠のパ・ド・トロワの難易度は、男性と組むパ・ド・ドゥやパ・ド・トロワの中では優しいレベルです。
- 総合評価:★★☆☆☆(2/5)
- テクニック:★☆☆☆☆(1/5)
- 体力:★★☆☆☆(2/5)
- デュエット:★☆☆☆☆(1/5)
- 表現力:★★★☆☆☆(3/5)
- 音楽:★★☆☆☆ (2/5)
- 一言メモ:初めて男性と組む場合によく選ばれる作品のひとつ。
難しいリフトや回転(ピルエット)が少ないので、中高生が初めて男性と組む場合によく選ばれる作品となっています。
男性と踊るための基礎が学べる作品ですね!
女性は双子の真珠という設定なので息のピッタリあった踊りが求められ、海(男性)は雄大な海を踊りで表現する難しさがあります。
質問②:海と真珠の動画はありますか?
※海の王国は10:24から、海と真珠のパ・ド・トロワは33:35からになります。
2019年に上演されたワガノワ・バレエ・アカデミーの卒業公演の動画です。
第1部で海と真珠のパ・ド・トロワが登場する「海の王国」の場面が踊られています。
海と真珠のパ・ド・トロワだけでなく、どのような場面で踊られているかのイメージも掴めますよ!
質問③:どんな衣装を着て踊りますか?
海と真珠のパ・ド・トロワで着られる衣装は、次のような場合が多いです。
- 真珠(女性):ホワイト系のジョーゼット衣装
- 海(男性):青色の全身タイツorタリスマンのような衣装
女性の衣装は海賊でよくあるワンピース型の衣装のイメージです!
b.c.costume.(ビーシーコスチューム)や衣装畑などで海と真珠の衣装を取り扱っています。
海と真珠を練習する前にあらすじを知っておこう!
今回の記事では海と真珠のパ・ド・トロワについて解説しました。
- 「海と真珠」は全幕バレエ「せむしの仔馬」のワンシーン
- 海の王国で双子の真珠と海の3人が踊るパ・ド・トロワ
- 初めての男性と組む作品としてよく選ばれています
海と真珠のパ・ド・トロワは、全幕バレエ「せむしの仔馬」の「海の王国」に登場する踊りです。
紹介したあらすじや動画から作品の背景を知っておけば、自分の踊りに必ず役立ちますよ!
バレエ作品について「もっと知りたい!」という方にはこちらの本がオススメですよ。
この記事を書いた人Wrote this article

かたーる 男性
『バレエの世界をもっと身近に!』をテーマに情報発信しています。【経歴】高校→バレエ留学→コロナ強制帰国→オーディション旅→海外バレエ団(4年目)。年間100公演以上あるバレエ団でソリストをしています。