こんな方におすすめ
- 初めてのバレエコンクールで、何を持っていけばいいかわからない・・・
- 「コンクールの持ち物は、発表会の持ち物と同じでいいの?」
おそらく、初めてのコンクールに参加する人なら、何が必要かイメージが付きませんよね。
実は、コンクールの持ち物は、発表会の持ち物と違う点がいくつかあります。
実際に、筆者も国内のバレエコンクールに何度も参加しましたが、持ち物は、発表会とは少し違いました。
今回の記事では、『コンクールに必要な持ち物』に加えて、便利グッズや当日の服装まで詳しく説明します。すでに、コンクールに参加したコトがある人も、一度、持ち物の見直しをしてみましょう。
コンクールの持ち物を表にもまとめたので、荷物の準備の参考にしてください!
バレエコンクール持ち物リスト

衣装
コンクールで絶対に忘れてはいけないのが、舞台で身につける衣装です。
必要なモノは、以下の通りになります。
- 衣装
- 本番用のタイツ
- ショーツ、サポーター
- ボディファンデーション(必要な人のみ)
- バレエシューズ
- ポアント(必要な人のみ)
- 小道具(髪飾・扇子など)
「こんなの忘れるワケないだろう」と思った人も多いと思いますが、当たり前なモノほど忘れやすいです。
実際に、私のバレエ仲間が、衣装を家に忘れて親に持ってきてもらっていました。
家を出る前に、衣装をちゃんと持ったか確認しましょう!
衣装は、大きい衣装袋に入れると持ち運びしやすいです。
本番で使う、髪飾りや扇子などの小道具も一緒に入れておけば、忘れる心配が少なくなります。
ですが小道具は壊れやすいので、プラスチック製のケースに入れてから衣装袋に入れるようにしましょう!
タイツは、本番前にどこかに引っ掛けて、穴が空いてしまうコトがよくあります。
必ず予備も準備しておきましょう。
エントリー書類&音源
コンクールに申し込むと送られてくる書類や、自分の踊る曲が入ったCDなどです。
- コンクール参加証明書
- 楽屋への通行証
- DVD・写真の申し込み用紙
- 音源(CD、MD、USBなど)
コンクールで踊るためには、これらのモノが必要になります。
これらの書類は、基本的に受付でしか使わないので、まとめてクリアファイルなどに入れていれておきましょう。
コンクール会場での受付を、スムーズにすることができます。
また、通行証はパスケースに入れておくと、首から下げられるので便利です。
音源(CD、MD、USBなど)
本番で踊る曲の提出方法が、コンクールによって決まっています。
コンクールによって細かく形式が指定されているので、参加要項などを確認してから準備をしましょう。
移動中に破損したり、機械が読み込めないエラーが起こる場合もあるので、必ず予備の音源も持って行きましょう!
DVD、写真の申し込み
コンクール会場でDVDや写真を申し込む場合、支払いは現金のみが多いです。
すでに申し込むのが決まっているのであれば、お金を封筒に入れて準備しておくと、申し込みをスムーズに行えます。
メイク道具

- メイク道具一式
- ヘアメイク用品(アメピン、Uピン、ネットなど)
- 大きめの鏡
- メイク落とし
- ポケットティッシュ
- 綿棒 (メイクを直すときに使う)
- ヘアスプレー・ジェル(ハードタイプがおすすめ)
これらが、メイクをするのに必要です。コンクール前に、『足りないモノ』や『買い替えが必要なモノ』がないか確認しましょう!
コンクール当日は、たくさんの人が楽屋を利用するので、化粧台が空いていないコトが多いです。
大きめの鏡があると、いつでも自分がメイクをしたい時に、どこでもメイクができます。
メイクをしてから会場に来る人もいますが、そんな人もメイクの手直しが出来るようにメイク道具は持ってきましょう!
こちらの記事で、男子に必要なメイク道具について詳しく解説しています。
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【これで完璧!】バレエ男子に必要なメイク道具を年に100回公演があるプロダンサーが徹底解説!
この記事を読めば、バレエ男子に必要なメイク道具がわかります。その他にもメイク時の便利グッズも紹介しているので、はじめての発表会をひかえたバレエママはぜひ参考にしてみてください!
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レッスン着、ウオームアップ着
会場に着いてからは、レッスン着の上にジャージを着ている人が多いです。
いつでも、ストレッチやウォーミングアップができますし、そのままメイクもできます。
本番までに体が冷えないに、できるだけ暖かい格好をしましょう。
汗をかいたときは、体が冷える前に必ずタオルでふきましょう。
上着は脱いだときにメイクが崩れない、前開きのモノが便利です。
ブーティー、シューズカバー
バレエシューズやポワントの上から履くことでシューズを履いたまま、楽屋やトイレなどを利用することができます。
楽屋や廊下の床にはワックスが塗られて、そのワックスが、舞台の床やシューズに付くと滑りやすく、とても危険です。
廊下などを移動するときは、必ずシューズカバーを履くようにしましょう。
オーバーソックスや大きめの靴下でも、代用できます!
裁縫道具(針、糸、ハサミ)
本番前に衣装やシューズが脱げないように、衣装のホックやシューズのヒモを糸で縫います。
すぐに使えるように、本番で着る衣装やタイツと同じ色の糸を針に通しておきましょう。
男性だと、シューズが脱げないように、タイツと縫い付けている人もいます。
また、衣装のホックが取れたり、シューズのリボンが切れるなどのハプニングにも対応できるので、忘れずに準備しておきましょう!
ストレッチグッズ
コンクールに持っていくストレッチグッズは、場所を取らない小さいモノがオススメです。
わたしは、ストレッチバンドやテニスボールなどをコンクールに持っていっていました。
La・VIE(ラヴィ)のストレッチボールは、小さくて全身をマッサージできるのでオススメです。
タオル
汗を拭くタイルやメイクをする時など、様々な場面で必要になるので、タオルは2〜3本あると困りません。
フェイスタオルが、肩にもかけられるのでオススメです。
飲み物
万が一、こぼれても衣装が汚れない水がオススメです。
緊張から水分補給を忘れてしまいがちですが、ウォーミングアップや舞台上での練習で汗をかいています。
こまめに水分補給をするようにしましょう。
飲み物は、コンクール会場にある自販機でも買うことはできますが、水やお茶などは売り切れていることが多いです。
事前に準備するか、会場近くのコンビニなどで買っておきましょう。
お菓子、軽食
食事は、コンクールで全力を発揮する手助けをしてくれます。
舞台で踊る、2時間前までに食事をしておくのがオススメです。
本番前にササッと食べれて、すぐにエネルギーに変わるゼリー飲料やバナナもあると、手軽に栄養補給ができます。
わたしは、『ひと口サイズのチョコ』と『カロリーメイト』を、コンクールにいつも持って行っていました。
また、食べ物で衣装を汚さないように気をつけましょう。
ゴミ袋
コンクールでのゴミは、基本的に持ち帰りです。
食べ物やメイクのゴミなどが出るので、コンビニでもらえる小さい袋がいくつあると、ゴミ袋として使えて便利です。
バレエコンクールで役に立つ便利グッズ

ブランケット
ブランケットを廊下やリハーサル室の床に敷いて、ストレッチするコトができます。
ストレッチの時に床に敷くと、冷たい床から身体が冷えるのを防げます。また、衣装を着たまま床に座れるので、本番前に軽いストレッチもできます。
家やスタジオでストレッチをする時にもあると便利なので、ストレッチ用に持っておきましょう。
持ち運び用の小さいバッグ
楽屋やリハーサル室、舞台袖を移動するときに、必要な荷物を入れて持ち運ぶためのバッグです。
わたしは、トートバッグに以下のものを入れて持ち運んでいました。
- 通行証
- タオル・飲み物
- 貴重品&スマホ
- ストレッチグッズ
- エントリー書類(CDなど)
コンクール当日は、多くの人が楽屋を利用し、盗難などの事件も起こります。
スマホや財布などの貴重品は必ず持ち歩き、楽屋には残さないようにしましょう!
パスケース
先ほども述べたように、パスケースがあると通行証を首から下げられます。
荷物の多いコンクールでも、通行証を首から下げるコトで、スムーズに楽屋に入れます。
会場内では、持ち運び用のバッグに結んでおくと、通行証の提示がいつでもできます。
Bluetoothイヤホン
Bluetoothイヤホンをスマホに接続すれば、レッスン曲を音楽を聞きながら、ウォーミングアップができます。
また、本番で踊る曲を入れれば、どこでも音楽に合わせて練習するコトができます。
わたしは、本番前にお気に入りの音楽を聞いて、テンションを上げていました。
コンクール当日は表彰式に参加できる服装で

表彰式に参加できる服装を用意しておきましょう。
会場に入るときは、ジャージでもOKですが、表彰式にその格好は少しマズイです。
女性ならワンピース、男性ならシャツがあれば、完璧です。
会場入り前にお団子をしておこう!
コンクール当日の朝は早いですが、お団子をしてから会場に入るのがオススメです。
審査が午前中からにあるコンクールも多く、「楽屋が開く時間から本番まで3時間しかない!!」なんてことがよくあります。
ストレッチやメイクに時間をかけられるように、お団子は、会場に入る前までにしておきましょう。
わたしの経験だと、ほぼ100%の女子が、お団子をした状態でコンクール会場へ来ています。
コンクール当日の流れ
初めてコンクールに出る人は、コンクール当日、どんな流れで本番を向かえるのか、わからない人もいるでしょう。
こちらの記事で、「コンクールの一日」を詳しく解説しているので、一度読んでみてください。
まとめ

コンクールの持ち物をリストにまとめました。
おわりに
コンクールの持ち物を表にまとめると、必要なモノがたくさんありますね。
今回、紹介した持ち物があれば、安心してコンクール当日を向かえられます。
コンクール当日に慌てないように、荷物の準備を今から始めましょう!!