「子どもが初めてバレエの発表会に出るけど、何を持っていけばいいの?」
「当日、お手伝いをするけど何を持っていけばいいの?」
おそらく、子どものバレエの発表会をひかえているママなら、誰もが、何を持っていけばいいか迷うことでしょう。
実は、想像よりも発表会に必要な持ち物はたくさんあります。
実際に、わたしが発表会に出たときは、大きいボストンバッグとリュックに荷物をたくさん入れて、会場に向かっていました。
今回の記事では、発表会に必要な持ち物や便利グッズに加えて、『お手伝いママの持ち物』や『当日の服装』まで詳しく紹介します。
これを読めば、発表会に必要な持ち物のすべてがわかるはずです。
忘れちゃいけない発表会の持ち物リスト

衣装
チェック
- 衣装
- 本番用タイツ
- ボディファンデーション(必要な人のみ)
- ショーツ、サポーター
- バレエシューズ
- ポアント(必要な人のみ)
- 髪飾
- 小道具(扇子など)
衣装は、チャコットなどで買える衣装袋に入れると持ち運びが楽になります。
また、髪飾りや扇子などの小道具は、ケースにまとめておくとバラバラにならず、必要な時に素早く取り出すことができます。
教室によっては、衣装や髪飾りなどを自分で持ってくる必要がない場合もあります。
自分の教室の先生に確認しておきましょう。
また、本番のために新しいバレエシューズを用意している人も多いと思います。
本番で履くバレエシューズは、何回か履いてレッスンをして慣れておきましょう。
普段とは違うバレエシューズは、運動靴と同じで靴ずれが起きやすいです。
お子さんが舞台で気持ちよく踊れるように、しっかりと履き慣らさせておきましょう。
お子さんは発表会当日、朝からタイツを履いています。
衣装に着替える時やトイレにいく時など、ちょっとしてコトで引っかけて、本番用のタイツに穴が空いてしまうことがよくあります。
必ず、予備の本番用タイツも用意しておきましょう!
メイク道具

チェック
- ファンデーション
- スポンジ
- つけまつ毛&のり
- アイライナー
- シャドウ
- 口紅&紅筆
- メイクブラシ&チップ
- アイブロウ&眉ブラシ
- メイク落とし
自分でメイクをする場合は、これらのメイク道具が必要になります。
足りないモノや買い替えが必要なモノがないか、確認しましょう。アイライナーやつけまつ毛のノリは、使えなくなっているコトが多いです。
誰かにメイクやってもらう場合でも、つけまつ毛&のり、メイク落としは自分を持っていきましょう。
こちらの記事で、男子に必要なメイク道具について詳しく解説しています。
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【これで完璧!】バレエ男子に必要なメイク道具を年に100回公演があるプロダンサーが徹底解説!
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ヘアメイク用品
チェック
- お団子セット(アメピン、Uピン、ネットなど)
- ジェル&ヘアスプレー(ハードタイプ)
- コーム
発表会当日の朝は早いですが、会場に着いたらすぐにメイクを始めるコトが多いので、お団子は家でセットしてから会場へ向かいましょう。
また、お団子はきっちりセットできていても、舞台稽古などで本番前には必ず崩れてきます。
いつでも髪の毛を直せるように、ジェルやヘアスプレーを持っていきましょう。
子どもの髪の毛を直す時は、ヘアスプレーよりジェルの方が目に入る心配がなく安全です。
ヘアピンは、衣装の髪飾りをとめるために大量に使うので、普段より多めに持ってきていきましょう。
レッスン着、ジャージ上下
発表会の会場に入ると子どもは、レッスン着に着替えて、メイクやウオームアップをします。
そこから本番まで衣装を着ているとき以外は、レッスン着の上にジャージなどを着ています。
ご飯を食べたり、床に座ってもタイツが汚れないよう、長袖のジャージを履かせましょう。
また、メイクを崩さずに着替えができるように、上着は前開きのモノがオススメです。
ブーティー、シューズカバー
トイレに行く時や楽屋から舞台袖に移動する時などに、シューズの上から履いて使います。
シューズを汚さないたためでもありますが、楽屋や廊下に塗ってあるワックスを、舞台の床に持ち込まないためでもあります。
楽屋や廊下の床に塗ってあるワックスは、バレエシューズにつくと滑りやすくなり危険です。
シューズを履いたまま移動するときは、必ずシューズカバーを履かせるようにしましょう。
オーバーソックスや大きめの靴下でも、代用できます。
タオル
タオルは、汗を拭くときやメイクをするときなど使う場面がたくさんあるので、2~3本持っていきましょう。
飲み物
楽屋での飲み物は、こぼしても衣装が汚れない水がベストです。
舞台の照明はとても眩しく、汗をかきやすいので、こまめに水分補強をさせてください。
持っていく本数は、500mlの飲み物が3本くらいあると安心です。
また、ストローキャップをつけておくと、飲んだときにメイクが崩れにくくなります。
昼食、お菓子
発表会当日は、朝から夜までの長い一日です。
本番まで体力が保つように、昼食はしっかり摂らせましょう。一口サイズにカットしておくと、顔に食べカスがつきにくくなります。
すぐに食べれて、エネルギーに変わりやすい、ゼリー飲料やバナナもオススメです。
お菓子は、友達と交換できるような小分けにされたモノがオススメです。チョコレートなどの手が汚れやすい食べ物は、衣装やタイツを汚す可能性があるので、持って行かないのが無難です。
また、食べ物を食べるときは、衣装を脱いでから食べるようにお子さんと約束しておきましょう。
ティッシュ
箱ティッシュを持って行くのがオススメです。
メイクを直すときや食べ物をこぼしたときなど、大量にティッシュが必要になる場面がたくさん出てきます。
ウエットティッシュがあると、さらに便利です。
ゴミ袋
ゴミは、基本的に持ち帰りましょう。
メイクを手直しした時やご飯を食べた時など、たくさんのゴミがでます。
コンビニやスーパーでもらえる小さめのレジ袋が2~3袋あると、ゴミ箱を探さずにすみます。
あったら役に立つ便利グッズ

レジャーシート
楽屋の床に敷いて子どもたちが、座れてくつろぐスペースを作ることができます。
みんなで一緒にご飯を食べたり、トランプをしたり本番までリラックスできる空間を作ってあげましょう。
4~5人が座れる大きさサイズのレジャーシートがおすすめです。
大きい袋
発表会では、見に来てくれた親戚や友達から、プレゼントや花束をたくさんもらうコトになるでしょう。
もらったプレゼントを一つにまとめる大きい袋があると、持ち帰りが楽になります。
プレゼントはとても嬉しいですが、ただでさえ荷物が多いバレエの発表会なので、荷物をまとめられる大きい袋があると便利です。
大きめのナイロン製の折りたためる買い物バッグが、オススメです。
ハンガー
着てきた上着や衣装をかけておくコトができます。
ハンガーがあると、本番前の練習で濡れた衣装を本番までに干して乾かしておけますが、楽屋の備え受けのハンガーは全員が使える数はありません。
子どもが気持ちよく舞台で踊ることができるよう、持っていくコトをオススメします。
ハンガーには名前を書いておくと、衣装の取り間違えを防げます。
暇つぶしグッズ
お手伝いのママたちは、とても忙しいですが、子どもたちは暇な時間が必ず出てきます。
暇つぶしグッズは、カードゲームやトランプなど、みんなで遊べるゲームがベストです。
発表会当日のお手伝いママの服装は?

お手伝いママは、パンツと目立たないトップスなどにウエストポーチを身につけていることが多いです。
一日に何度も立ったりしゃがんだりするので、オシャレよりも動きやすい服装の方が重要です。
また、お手伝いの内容によっては、子どもたちを舞台袖まで誘導する係もあるので、カツカツ歩く音が鳴らない運動靴を履いていくのをオススメします。
教室によっては関係者だとわかりやすように、パスを渡されたり、スタッフTシャツを準備している教室もあります。
お手伝いママのバッグに入れておきたい持ち物

お手伝いママが、持っていると便利な持ち物を紹介します。
プログラム&当日のスケジュール表
子どもたちを舞台袖まで連れていく前の人数確認や、当日の進行スケジュールを確認するときに使います。
必要な情報を、プログラムに書き込んでおくと使いやすいです。
ペン、メモ用紙
急に、予定が変わるコトがよくあります。
言われたコトや頼まれたお使いの内容などを忘れないように、しっかりとメモしておきましょう。
お弁当やお祝いのお花の受け取りにサインを求められるコトもあります。
紅筆
メイクで一番取れやすいのが口紅です。ご飯を食べたり、つい気になって触ってしまったりして、ヴァンパイアみたいな口になってしまう子がよく生まれます。
そんなときは、紅筆でササッと直してあげてください。
100均の紅筆でも十分使えるので、子どもたちの口紅を塗る用に1つ準備しておきましょう!
ヘアピン
舞台でのリハーサルなどで、ピンが取れて髪飾りがグラグラしまうコトが多くあります。
髪飾りやお団子のグラグラをいつでも直せるように、バックの中に入れておきましょう。
ポケットティッシュ
子どものメイクを直すときや鼻水が出たときなど、必要になる場面がたくさんあります。
バッグの中に2~3個、ポケットティッシュを準備しておきましょう。
裁縫道具(針、糸、ハサミ)
他のお手伝いのママから「衣装のホックが取れたから縫って」と、頼まれるコトがよくあります。
すぐに縫えるように、何本か針に糸を通しておきましょう。
また、リストバンドのように針山にベルトをつけて、腕に付けられるようにすると、どこでも立ったまま縫うことができます。
絆創膏
発表会では、馴れないバレエシューズで靴ずれを起こす子どもが出てきます。
プログラムなどの紙を触って、自分が指をケガするコトもあるので、いつでも対処できるように用意しておくと安心です。
自分用のお菓子
本番当日、お手伝いのママはとても忙しいです。
ゲストやスタッフさんたちのお弁当を配ったり、子どもたちをトイレに連れて行ったりと忙しく働いている間に、ご飯を食べるタイミングを逃してしまうコトもよくあります。
いつでも栄養補給ができるように、口にパッと入れられるモノを準備しておきましょう。
カロリーメイトや飴、塩分タブレット、チョコレートなどは簡単に栄養補給できます。
まとめ
今回紹介した、発表会の持ち物をリストにまとめました。
子どもの荷物は、ボストンバッグに入れておくのがオススメです。
おわりに
子どもたちの晴れ舞台は、お手伝いのママたちの協力によって成り立っています。
発表会が子どもたちにとって、楽しい思い出になるように頑張りましょう!
当日の朝は、すぐに会場へ向かえるよう、早めに荷物の準備をしておきしょう。