- 発表会
- 2024/10/27
子どもがバレエの発表会に出演するけど、なにを用意すればいいの?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事で紹介する「持ち物リスト」や「役立つ便利グッズ」を見れば、初めての発表会でもバッチリの状態で当日を向かえられます。
わたし自身、バレエの発表会に10回以上出演しており、実際の経験から持ち物リストを作成しました。お手伝いのスタッフとしても、バレエの発表会に15回以上参加しています!
バレエの発表会に必要な持ち物はたくさんあるので、今のうちから早めに準備をしましょう。
持ち物リストをまとめたので、ダウンロードして活用してください!
バレエ発表会の持ち物①:衣装・衣類
まずは衣装・衣類で必要な持ち物について解説しています。
- 衣装
- 髪飾り(ティアラ)
- 小道具
- タイツ
- レオタード
- バレエ用のパンツ
- ステージショーツ(必要な人のみ)
- ボディファンデーション(必要な人のみ)
- バレエシューズ・ポアント
- シューズカバー
- ジャージ
衣装
バレエの発表会で絶対に忘れてはいけない持ち物です。
「衣装なんて忘れるわけないよ!」と考える方もいると思いますが、当たり前すぎて忘れることがあります。
わたしの友人は衣装を忘れてきました…
レンタル衣装の場合は発表会後すぐに返却するので、使わない付属品も必ずセットで持っていきましょう。
衣装をまとめて運んでくれるバレエ教室もあります。事前に確認しておきましょう!
各自で衣装を持っていくなら、衣装袋があると持ち運びやすいです。
ナイロン素材の大きいバッグでも代用できますよ。
髪飾り(ティアラ)
形が崩れないようにお菓子の空き箱に入れておくと、バッグの中で壊れる心配がなくなります。
小道具
衣装袋にあわせて入れておくか、髪飾りと一緒にしておきましょう。
タイツ
本番で履くタイツは万が一に備えて、2本は用意しておきましょう。
着替えやゲネプロのときに穴が空いてしまうことが、子どもの場合はよくあるからです。
ゲネプロは舞台上で行う「通し稽古」のことです!
新品のタイツは滑りやすいので、予備も含めて一度は洗濯をしておいてくださいね。
レオタード
発表会の会場に入ってからはレオタードの上にジャージを着て過ごしています。
メイクやリハーサルをするときにレオタードは必要なので、忘れずに持っていきましょう。
アンダーショーツ
ステージショーツ(必要な人のみ)
ロマンチック・チュチュを着る場合には必要です。
ロマンチック・チュチュとは
スカートの丈がくるぶしまである衣装のこと。「ジゼル」や「ラ・シルフィード」などの演目で着られています。
あらかじめ衣装に縫いつける場合もあるので、事前にバレエ教室の先生に確認してください。
ボディファンデーション(必要な人のみ)
バレエシューズ・ポアント
新品のバレエシューズを履くと靴ずれの原因になります。
本番で履くバレエシューズはレッスンやリハーサルで3〜5回くらい履いて、慣らしておきましょう。
シューズカバー
バレエシューズを履いたままでも会場内を移動できるように、シューズの上から履いて使います。
- バレエシューズを汚さないため
- 舞台上で滑るのを防ぐため
楽屋や廊下の床に塗ってあるワックスは、バレエシューズにつくと滑りやすくなり危険です。
シューズを履いたまま移動するときは、必ずシューズカバーを履かせるようにしましょう。
オーバーソックスや大きめの靴下でも代用できますよ。
ジャージ(前開きのもの)
楽屋で過ごすときはレオタードのうえにジャージを着ておくと快適に過ごせます。
ジャージであれば前開きなので、メイクが崩れる心配なく着替えも簡単です。
オールインワンという”つなぎ”のようなウォームアップ着を着ている人もいます。
次は必要なメイク道具について解説します!
バレエ発表会の持ち物②:メイク道具
バレエの発表会で必要なメイク道具は、以下の通りです。
- ファンデーション
- スポンジ
- つけまつ毛&のり
- アイライナー
- アイシャドウ
- 口紅&紅筆
- メイクブラシ&チップ
- アイブロウ
- メイク落とし
- ティッシュ
- 綿棒&コットン
- 鏡
※女の子の場合
バレエ男子に必要なメイク道具は、「【これで完璧!】バレエ男子に必要なメイク道具を年に100回公演があるプロダンサーが徹底解説!」で解説しています!
バレエ教室によっては、メイク道具を一部(もしくは全部)借りられる場合もあります。
色やメーカーを指定しているバレエ教室もあるので、メイク道具を購入する前に先生に確認しておきましょう。
ファンデーション
ファンデーションにも種類がいくつかあります。
- スティックタイプ:汗や水に強い
- リキッドタイプ:ボディを塗りやすい
- フェイスケーキ:水で溶いて使うタイプ
わたしはスティックタイプを愛用しています!
スポンジ
スポンジは使いやすいサイズにカットしておくと、メイクをするときに使いやすいです。
ファンデーションをボディにも塗る場合は、大きめのスポンジも用意しておきましょう!
本番後はお湯で洗っておくと、次に使うときも気持ちよく使えます。
つけまつ毛&のり
サイズが大きいときはカットして長さを調整しましょう。
のりも忘れずに用意してくださいね!
アイライナー
メイクが崩れにくい「舞台用」のアイライナーを必ず用意しましょう。
アイシャドウ
演目や踊りによっては使う色が決まっている場合もあります。
初めてメイク道具を購入するなら、基本的な色がセットになったタイプを用意しておけば安心です。
口紅&紅筆
色の指定があるはずなので購入する前に、バレエ教室の先生に確認してください。
メイクブラシ&チップ
大・中・小のメイクブラシがあればOKです。
アイブロウ
メイク落とし
- クレンジングシート
- オイルクレンジング
- リキッドクレンジング・・・など
メイク落としにはさまざまな種類がありますが、「シートタイプ」がおすすめです。
水で洗い流す必要がなく、子どもでも簡単にメイクを落とせます。
ティッシュ
メイクをするとき以外にも使う場面があるので、メイク道具と一緒にバッグに入れておきましょう。
綿棒&コットン
メイクを修正するときにあると便利です。
2〜3本でいいので、メイクポーチにあわせて入れておきましょう!
鏡
子どもが自分でメイクをするなら、卓上鏡も持っていきましょう。
楽屋の化粧台に鏡はありますが数が限られており、使いたいときに空いていない場合があるからです。
自分用の鏡があれば、いつでもメイクが始められます。
折りたたみ式の卓上鏡はコンパクトで持ち運びやすいですよ。
バレエ発表会の持ち物③:ヘアメイク道具
次はヘアメイク道具について解説していきます。
- ジェル&ヘアスプレー
- ヘアブラシ(コーム)
- Uピン・アメピン
- ヘアネット
1つずつ見ていきましょう!
ジェル・ヘアスプレー
バレエの発表会当日は家でお団子(シニヨン)をセットしてから会場へ向かいます。
本番まで髪型を保たなければならないので、ジェルやヘアスプレーを多めに使ってガッチリとさせましょう。
ハードタイプがおすすめです!
髪型が崩れても直せるようにヘアスプレーやジェルは持っていきましょう。
ヘアブラシ(コーム)
Uピン・アメピン
髪飾りをつけたり、お団子を直したりするので、いつもよりも多めに持っていってください。
ヘアネット
万が一破けてしまったときのために、予備のネットがあると安心です。
≫ バレエの発表会に必要な持ち物(ヘアメイク道具編)を確認する
バレエ発表会の持ち物④:その他
その他にバレエの発表会で必要な持ち物は、次の通りです。
- 昼食・お菓子
- 飲み物
- タオル
- ゴミ袋
- 裁縫道具
- 絆創膏
昼食・お菓子
バレエの発表会当日は朝から夜まで会場で過ごすので、昼食や軽食(お菓子)は必須です。
メイクをなるべく崩れないように、お弁当はひと口サイズにカットしてあると食べやくなります。
すぐに食べれてエネルギーになるバナナやゼリー飲料もおすすめです。
衣装を汚す危険があるので、チョコレートなどの手が汚れやすいお菓子は避けてください。
グミやラムネなどは手が汚れにくいですよ!
飲み物
ストローキャップをつけて使うと、口紅が落ちづらくなります。
飲み物が倒れても中身がこぼれにくいので、衣装が汚れる心配もありません。
持っていく飲み物は「500mlが3本」くらいあると安心です。
舞台上でのリハーサルや本番は汗をかきやすいので、いつもよりも水分補給をさせましょう。
タオル
汗を拭くときはもちろんメイクをするときにもタオルを使うので、2〜3本持っていきましょう。
ゴミ袋
ゴミは各自で持ち帰りのバレエ教室がほとんどです。
コンビニやスーパーの小さいレジ袋を用意して、メイクや食事のときに出たゴミを入れましょう。
裁縫道具
裁縫道具が必要になるシーンは発表会当日によく見かけます。
- 衣装のムシが取れた
- バレエシューズのヒモが切れた
- 衣装が脱げないように背中を縫いたい
子どもが自分で裁縫できない場合でも、周りの大人にいつでもお願いできるように用意しておきましょう。
着る衣装やシューズの色にあわせて、あらかじめ針に糸を通しておいてください。
ハサミも忘れずに用意しましょうね。
絆創膏
靴ずれやケガをしたときにあると助かります。
バレエの発表会で役立つ便利グッズ4選
バレエの発表会にあると役立つ便利なグッズもあわせて紹介しますね。
- 暇つぶしグッズ
- レジャーシート
- 大きいバッグ
- ハンガー
暇つぶしグッズ
会場入りしてから本番までの間、子どもたちの待ち時間はたくさんあります。
トランプや折り紙などのみんなで遊べる暇つぶしグッズで、退屈な時間を少しでもなくしましょう。
レジャーシート
楽屋の床に敷けば、子どもたちが足を伸ばして座れるスペースができます。
みんなで一緒にご飯を食べたり、トランプをしたり本番までにリラックスできる空間が簡単に作れます。
4~5人が座れる大きいサイズのレジャーシートがおすすめです。
大きいバッグ
招待したお客さんから渡されるであろうプレゼントや花束を持ち帰る用のバッグです。
バレエの発表会は行きよりも帰りのほうが荷物が多くなります。
もらったプレゼントを一つにまとめられる大きいバッグがあると、持ち帰りが楽になりますよ。
折りたためるナイロン製のバッグがおすすめです!
ハンガー
自分の衣装や上着をかけておくためのハンガーになります。
ゲネプロのあとに衣装を干しておけば、本番までに乾かせておけます。
楽屋にも備え付けのハンガーはありますが、数は多くありません。
名前の書いたハンガーを2〜3本持っていくと、衣装の取り間違えも防げますよ。
以上、バレエ発表会に必要な持ち物でした!
バレエ発表会の持ち物選びのポイント3つ
バレエ発表会の持ち物を選ぶときは、以下の3つのポイントに気をつけてくださいね。
- 先生や先輩ママに聞くのが安心
- 持ち物は「ボストンバッグ」がおすすめ
- 持ち物には名前を書いておこう
1つずつ解説していきますね。
先生や先輩ママに聞くのが安心
バレエ教室によって、必要な持ち物が少しずつ異なります。
それぞれのバレエ教室ごとに発表会の運営ルールに若干の差があるからです。
- 衣装は各自で会場に持ち込むのか?
- メイク道具はすべて自前なのか?
- 昼食の用意は必要か(出前を利用できるか)?
初めての発表会ならば、事前にバレエ教室の先生や先輩ママに持ち物について確認しておきましょう!
「ボストンバッグ」がおすすめ
小学生のうちは「ボストンバッグ」に荷物を入れるのをおすすめします。
子どもたちは大人数でひとつの楽屋を利用するので、スーツケースを開くスペースがないからです。
ボストンバッグなら必要な持ち物をすぐに取り出せますよ。
中高生になるとキャリーケースを使う人が増えていきます。
自分の持ち物には名前を書いておこう
持ち物には名前を書いておきましょう。
みんなが同じような持ち物を持っているので、落とし物として見つかっても誰のものが判別できません。
シールやマスキングテープで自分の持ち物に名前や目印を書いておくと安心です。
トラブルを防ぐためにも、持ち物には名前を書いておきましょうね。
【バレエ発表会当日】お手伝いママの持ち物リスト
バレエの発表会当日にお手伝いをする方も多いはずです。
最後に子どもの持ち物にあわせて、自分の持ち物も確認しておきましょう。
- ウエストポーチor肩掛けバッグ
- プログラム&スケジュール表
- ペン&メモ帳
- 裁縫道具
- 紅筆
- Uピン・アメピン
- ポケットティッシュ
- 絆創膏
- 自分用の軽食・飲み物
詳しい持ち物や当日の服装については、「【バレエ発表会当日】母親はどんな服装をすればいいの?服装・持ち物」で解説しています。
まとめ
今回の記事では、バレエ発表会に必要な持ち物について紹介しました。
種類 | 持ち物 |
---|---|
衣装・衣類 | 衣装 |
髪飾り(ティアラ) | |
小道具 | |
タイツ | |
レオタード | |
バレエ用のパンツ | |
ステージショーツ ※必要な人のみ | |
ボディファンデーション ※必要な人のみ | |
バレエシューズ・ポアント | |
シューズカバー | |
ジャージ(前開きのもの) | |
メイク道具 | ファンデーション |
スポンジ | |
つけまつ毛&のり | |
アイライナー | |
アイシャドウ | |
口紅&紅筆 | |
メイクブラシ&チップ | |
アイブロウ | |
メイク落とし | |
ティッシュ | |
綿棒&コットン | |
鏡 | |
ヘアメイク道具 | ジェル&ヘアスプレー |
ヘアブラシ(コーム) | |
Uピン・アメピン | |
ヘアネット | |
その他 | 昼食・お菓子 |
飲み物 | |
タオル | |
ゴミ袋 | |
裁縫道具 | |
絆創膏 | |
便利グッズ | 暇つぶしグッズ |
レジャーシート | |
大きいバッグ | |
ハンガー |
バレエの発表会では必要な持ち物はたくさんあるので事前の準備が大切です。
発表会当日に「あれを持ってくればよかった・・・」と後悔しないように、今のうちから早めに準備をしましょう!
この記事を書いた人Wrote this article
かたーる 男性
『バレエの世界をもっと身近に!』をテーマに情報発信しています。【経歴】高校→バレエ留学→コロナ強制帰国→オーディション旅→海外バレエ団(4年目)。年間100公演以上あるバレエ団でソリストをしています。