バレエ留学

バレエ留学で失敗!?留学前に考えてほしい4つの点

2020/05/17

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バレエ留学で失敗!?留学前に考えてほしい4つの点

「バレエ留学で絶対失敗したくない!海外のバレエ学校に留学を考えいるけど、行くなら途中で挫折して日本に帰りたくない。どんな失敗のパターンがあるんだろう。」

この記事では、以下の内容を紹介します。

わたし自身も、ロシアのバレエ学校に4年間留学していました。

留学中、何らかの原因で予定していた留学期間より早く切り上げて、日本へ帰っていく人も見てきました。

今回は、そんな経験を記事にまとめてみました。

バレエ留学を考えている方の参考になればと思います。

バレエ留学でよくある失敗のパターン

まずは、留学を途中で諦めて失敗するパターンを3つ紹介します。

・パターン①:人間関係などのストレスで精神的に折れる
・パターン②:太りすぎor痩せすぎで強制帰国
・パターン③:留学中に再起不能なケガをしてバレエを諦める

人間関係などのストレスで精神的に折れる

私の周りだとストレスで精神的に参っちゃう人が多いです。

実際に留学したら感じると思いますが、どのバレエ学校にも日本人の留学生は、ほぼ100%います。

狭いコミュニティーでいざこざが起きるコトもしばしば。

ストレスを感じやすい人にとっては、ちょっと大変ですね。

でも、バレエ留学の目的をはっきり持っている人にとっては、バレエに集中できる最高な環境なので、関係ないのかもしれませんが・・・。

太りすぎor痩せすぎで強制帰国

次に多いのがこちらです。

要するに、自分で食生活の管理が出来なかった、といった感じです。

太りすぎて退学になるコトは想像はつくとは思いますが、実は痩せすぎもバレエ留学にはNGです。

男子の私からすると、太っているよりも痩せすぎの方が怖いです。

サポートやリフトをした時に相手のバランスが分かりづらく、無理に支えると骨を折ってしましそうだからです。

海外で食生活の管理を自分でするのは大変です。

だだ、ダンサーになるなら必須の食事の管理を、留学を通して学ぶいい機会なのかなと思います。

留学中に再起不能なケガをしてバレエを諦める

誰にでも起こる可能性があります。

どんなに気をつけていてもケガをする時はします。

ケガをしたけど、うまく症状を伝えられないし「そのうち治るだろう」と痛みに耐えながらレッスンを続け、再起不能までケガが悪化。

なんてのが、よくあるパターンです。

日本とは違い、ケガをするとすぐに休まされるのでケガを隠して練習を続ける場合が多いです。
いや、本当に。

バレエを学ぶために留学しているからと言って、ケガを隠してまで練習をする必要はありません。

これからバレエ留学をする方は、バレエ留学が原因で、バレエが踊れなくなる本末転倒なコトはしないでくださいね。

バレエ留学前に考えて欲しい4つのポイント

以下の4つです。

ポイント

  1. バレエ留学は甘くない
  2. バレエ学校選びは超重要
  3. バレエ留学がゴールではない
  4. ケガなどの万が一の事態に備えておく

バレエ留学は甘くない

留学している先輩のインスタの写真を見て、「バレエ留学って、めっちゃ楽しそう!」と考えていませんか?

バレエ留学は大変ですよ。

・日本より多いレッスン時間(1日平均5時間以上)
・海外で自己管理の生活を送る(食事、体調管理など)
・半端ないストレス(人間関係、生活環境の変化、言葉の壁など)

こんな生活に耐えてまで、海外でバレエを学びたいですか?

日本とは違い、進級試験に合格出来なければ退学ですよ。

もちろん、バレエ学校は仲間と一緒に毎日、切磋琢磨できる最高の環境です。

バレエ留学には良い面がたくさんあるのと同じくらい、大変な思いをどこかで必ず経験します。

そんなコトを心の片隅にでも小さくメモして置いて下さい、

バレエ学校選びは超重要

「コンクールやオーディションで留学許可をもらったから」だけの理由で留学先を決めるのは、ちょっと待って下さい。

バレエ学校といっても、学校によってカリキュラム内容が多く違います。

コンテンポラリーに重点を置いている学校もあります。

また、国によって、バレエメソッドの違いもあります。

留学先の学校のコトをよく調べずに留学したら、想像とは全く違ったなんてコトになりかねません。

・「ワガノワメソッドを学びたい」
・「あの先生に教えてもらいたい」
・「クラシックもコンテンポラリーも両方学びたい」

バレエ学校でどんなコトを学びたいのか、一度考えてから学校を選んでみましょう!

バレエ留学がゴールではない

あなたの目的はバレエ学校に留学するコトですか?

違いますよね。

おそらく、バレエダンサーとして働たいから留学をしたいだと思います。

「アメリカのバレエ団で働きたいから、その国のバレエ学校へ留学する」

「バレエ団で働くのに有利な資格が取れるから、その学校に留学する」

など、将来も見据えた留学先選びも重要です。

わたしの場合は、卒業と同時にいくつかの資格が取得できたのが、学校選びの決め手でした。

ちょっと先の未来も一緒に考えておきましょう!

ケガなどの万が一の事態に備えておく

考えたくなくても、ケガでバレエを踊れなくなった場合のことも考えておく必要があります。

わたしが言えるのは、高校は卒業しておくコトです。

バレエ以外の道へ進む選択肢を多く残しておくためです。

中卒と高卒では、将来の選択肢の幅が大きく違います。

今では、通信制の高校もあり、留学しながら高校を卒業できます。

「そんなの起こるわけない!」と思っている人でも、将来、バレエダンサーや先生としての質を上げるために「大学で栄養学や心理学について学びたい」と思っても、高卒認定の資格から始めないといけないのは時間がものすごくかかります。

要するに、必要以上に将来の選択肢を自分で減らさないでください。

まとめ

今回は、バレエ留学の失敗のパターンと考えて欲しいポイントを紹介しました。

バレエ留学は大変なコトもたくさんありますが、本気でバレエを学びたい人にとっては最高の環境です。

ハードな環境に耐えられるか、一度、自分で考えてみましょう!

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