- レッスン
- 2024/10/27
おうちでもできる!バレエが上達する練習法を紹介
「コロナウイルスの影響でバレエ教室がお休みになってしまった・・・」
コロナウイルスの影響でレッスンができない「バレエ難民」になっている人もいるでしょう。
実は、おうちでもバレエの練習をする方法はいくらでもあります。
実際に、わたしも夏休みなどのレッスンがお休みの時には、家でバレエの練習をしていました。
この記事では、おうちでもできるバレエの上達につながる練習・学習方法を紹介します。
時間を暇をもてあましているのなら、おうちで練習をして休みの間に自分のバレエのレベルをさらにアップさせましょう。
おうちでもできるバレエの練習・上達方法
バーレッスンをする
教室とできるだけ同じように練習したいと考えている人は、バーレッスンをおうちでしてみましょう。
おうちでバーレッスンをするのに必要なのは、レッスン用の音楽だけです。
バーは壁やイスの背もたれで代用することができます。
あとはバーレッスンができるスペースがあれば、おうちでもレッスンができます。
レッスン用の音楽は、市販されているレッスンCDか、Youtubeなどで無料で聞けるレッスン曲などを使うのもアリです。
場所と音楽の準備ができたら、音楽に合わせてバーレッスンをはじめましょう。
おうちでレッスンでは、ジャンプや回転などはできるだけ行わないようにしましょう。
フローリングなどが多い家の床は滑りやすく、バレエを練習するのには適していません。ケガをしてしまっては、元も子もありません。
跳んだり回ったりしなくてもできる、手や脚の使い方などの基礎の部分を重点を置いて練習しましょう。
普段のレッスンはおろそかになりがちなバレエの基礎を復習して、意識しなくてもできるようにすることを目指しましょう!
レッスンDVDがあるとお手本にもなりますし、アンシェヌマンを自分で考えなくても練習できます。
ストレッチ・体幹トレーニング
柔軟性・体幹の力は、バレエを踊る上で大事な基礎の部分になります。
これらのトレーニングは、寝っ転がれるスペースがあればできるので、おうちでバーレッスンをすることがない人でもできます。
バレエに必要な柔軟性は日常の生活では使わないことが多く、毎日ストレッチをしないと、日に日に硬くなっていきます。
休み明けのレッスンで身体が固くなったことを実感して後悔しないように、少しでもいいのでおうちでストレッチをしましょう。
ストレッチをするなら、体が温まっているお風呂のあとが一番おすすめです。
また、柔軟性と共に大事な体幹の力は、正しい姿勢を保つ、ピルエットなどの回転、ルルベでバランスをするときに重要になります。
体幹が鍛えられることで、無駄な脚の筋肉を使うことなく踊ることができるようになるので、自然と足が細くなります。
おうちで体幹トレーニングをする場合は、ヨガマットがあると硬い床から身体を守ってくれます。
またヨガマットを敷くことで滑りにくくなり、体幹トレーニングもしやすくなります。
バスタオルでも代用することもできます。
ストレッチ・体幹トレーニングをするときは、呼吸を忘れないようにしましょう。
呼吸を意識するだけで、トレーニングの質がだいぶ変わっていきます。
レッスンがお休みの間にトレーニングを集中的におこない、バレエに必要な柔軟性・体幹を鍛えましょう!
バレエの書籍を読む
最近ではバレエに関する本がたくさん出版されています。
「作品を詳しく紹介している本」「バレエ用語を解説している本」など、練習に役立つ本もあります。
中には、プリエについてだけ詳しく解説している本もあるくらいです。
バレエ作品や用語をしっかりと理解していると、先生の言っていることがよく分かるようになり、レッスンの質もアップします。
バレエの知識を増やして、バレエ博士になりましょう!
バレエの動画を観る
自分の役作りの参考に
Va(ヴァリエーション)やパ・ド・ドゥなどの練習で、どんな風に表現すればわからず困っているのであれば、プロのダンサーが踊っている動画を観てみましょう。
どんな役柄なのか、どんな風に表現しているかがよく分かるはずです。
基礎の部分の確認
バレエの基礎の部分のしっかりと学びたい人には、バレエ学校のレッスンの動画がおすすめです。
なぜなら彼らはプロのダンサーとは違い、まだバレエを学んでいる学生なので、正しい手や足の通り道、頭の向きなどがより忠実にしていることがよくわかるからです。
音楽もシンプルでわかりやすく、音の取り方がよくわかると思います。
この動画は、ワガノワバレエアカデミーの進級試験の動画です。
基礎にとても忠実なことがよく分かると思います。
観たことない作品への挑戦
自分の観たことないバレエ作品を観てみましょう!
「くるみ割り人形」や「白鳥の湖」など有名なバレエ作品の他にも、魅力的な作品はたくさんあります。
- ライモンダ
- タリスマン
- ローレンシア
- エスメラルダ
- パリの炎
みなさんの知っている作品はいくつありますか?
作品の有名なシーンは知っているけど、全幕を観たことのない人もいるのではないでしょうか。
全体のストーリーを知っていると、Va(ヴァリエーション)などを踊るときにも自分が踊る役のイメージがしやすくなります。
時間があるこの機会に、ぜひたくさんのなバレエ作品も観てみましょう!
個人的にオススメの作品は「パリの炎」です。
まとめ
おうちでもできるバレエの上達につながる練習・学習方法は、以下の4点です。
- バーレッスン
- ストレッチ・体幹トレーニング
- バレエの本を読む。
- バレエの動画を観る。
おわりに
やり方を工夫すれば、おうちでもバレエの練習をすることができます。
おうちでもバレエの練習をして、自分のバレエの上達のスピードをアップさせちゃいましょう!
この記事を書いた人Wrote this article
かたーる 男性
『バレエの世界をもっと身近に!』をテーマに情報発信しています。【経歴】高校→バレエ留学→コロナ強制帰国→オーディション旅→海外バレエ団(4年目)。年間100公演以上あるバレエ団でソリストをしています。