- バレエ留学
- 2024/12/16
【真実】バレエ留学をするための4つの方法とは?留学経験者が解説!
海外バレエ学校に留学をしたいです!バレエ留学をするためにはどうすればいいですか?
このような疑問に答える記事を書きました!
この記事では「バレエ留学をしたい!」と考えている方向けに、バレエ留学をするための4つの方法を解説してます。
海外バレエ学校に4年間留学していたバレエダンサーが記事を書きました!
記事の後半では、バレエ留学に関するよくある質問3つにも答えているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
バレエ留学とは
バレエ留学とは、海外のバレエ学校に入学して、プロのバレエダンサーになるために必要な知識や技能を学ぶことです。
バレエ学校では毎日のレッスンに加えて、栄養学やバレエ史などのダンサーとして学ぶべき授業を受けられます。
海外のバレエ学校で学ぶためには、学校からの留学許可(入学許可)が必要です。
バレエ留学の例
バレエ留学には大きく分けて、2つの留学パターンがあります。
- 長期留学(1年以上):学業と両立しながらバレエを学ぶ長期間の留学
- 短期留学(数週間〜1ヶ月):サマースクールやインテンシブなどの短期間の留学
メリット・デメリット
バレエ留学をするメリット・デメリットは、次のようになります。
- バレエを集中して学ぶための環境が整っている
- 日本で学ぶことが難しい授業が受けられる(解剖学、栄養学など)
- 将来のキャリアにつながる
- 費用が高額になることが多い(学費、生活費、渡航費)
- 家族や友人と離れるため、精神的なサポートが必要
- 言語の壁や文化の違いに苦労することがある
多くの費用がかかりますが、プロのバレエダンサーを目指して専門的にバレエを学べます。
バレエ留学をするための4つの方法
バレエ留学をするために必要な留学許可(入学許可)を手に入れるためには、以下の4つの方法があります。
- 留学許可が獲得できるコンクールに出場する
- 留学オーディションに参加する
- サマースクールに参加する
- 現地オーディションを受ける
①留学許可が獲得できるコンクールに出場する
バレエコンクールに出場して、留学許可(入学許可)を得る方法です。
国内のバレエコンクールでは、海外のバレエ学校のディレクターや教師が審査員として審査をしています。
それらの審査員に選ばれると、コンクールの賞として留学許可(入学許可)が贈られます。
数分間の踊りの中ですべてが決まるバレエコンクールですが、留学許可を手にする王道の方法のひとつです。
②留学オーディションに参加する
国内で開催されている留学オーディションやワークショップに参加する方法です。
コンクールと同時開催している場合もあります!
審査方法はレッスン形式が一般的です。
1時間半の審査時間の中で、バーレッスンからセンターレッスンを見て審査をします。
留学オーディションと銘打っていないワークショップでも、レッスン後に声をかけられる場合もよくあります。
③サマースクールに参加する
夏休みや冬休みを活用して、バレエ学校に短期留学する方法です。
留学エージェントやバレエ学校が主催しているサマースクールに申し込み参加をします。
体験留学みたいなものです!
- 学校の環境や設備は充実しているか?
- 現地の食事は身体に合うか?
- 自分自身は長期留学に耐えられるか?
1年以上の長期留学を考えている方には、上記のポイントを実際に体験することができます。
サマースクールは長期留学のオーディションを兼ねており、成績優秀者には留学許可が与えられます。
④現地オーディションを受ける
バレエ学校で直接オーディションを受ける方法です。
主に次の2つの方法があります。
- 学校主催の現地オーディションに申し込む
- プライベートオーディションを申し込む
現地までの渡航費用がかかるといったハードルの高い方法ですが、留学許可が手に入る可能性があります。
バレエ留学に関するよくある質問3つ
最後にバレエ留学に関するよくある質問に答えていきます。
- 質問①:バレエ留学にかかる費用はいくらですか?
- 質問②:どうやったらスカラシップを獲得できますか?
- 質問③:バレエ留学ってどんな生活ですか?
質問①:バレエ留学にかかる費用はいくらですか?
バレエ留学にかかる費用は、年間200万から300万円くらいが目安になります。
費用の内訳は以下になります。
わたしがロシアのバレエ学校に、4年間(2016年から2020年まで)留学したときの留学費用は年間180万円くらいでした。
留学する国や期間によって大きく異なりますが、あくまでも目安として考えてください。
質問②:どうやったらスカラシップを獲得できますか?
スカラシップに選ばれやすい人の特徴をひと言でまとめると、「将来性のある人物」になります。
というのもバレエ学校はプロのバレエダンサーを養成するための場所だからです。
例えばロシアのワガノワバレエアカデミーは、マリインスキー劇場で踊るバレエダンサーを育てるための学校になっています。
そのため将来性があると評価されれば、コンクールの成績が悪くてもスカラシップに選ばれる場合があります。
質問③:バレエ留学ってどんな生活ですか?
わたしが留学していたときの1日のスケジュールは、以下のようになっていました。
8:40 | 登校 |
8:45 | 朝食 |
9:00〜10:30 | フランス語 |
10:50〜12:20 | クラシック |
12:20 | 昼食 |
12:40〜14:10 | ロシア語 |
14:30〜16:00 | ロシア史 |
16:20〜17:50 | キャラクターダンス |
18:00〜20:00 | リハーサル |
20:00 | 夕飯 |
20:00〜23:00 | 自由時間 |
23:00 | 就寝 |
詳しくは「【実録】バレエ学校の留学生活の一日〜授業・食事・休日〜」で解説しています。
まとめ:バレエ留学をするための4つの方法
今回の記事では、バレエ留学をするための4つの方法を解説しました。
- 留学許可が獲得できるコンクールに出場する
- 留学オーディションに参加する
- サマースクールに参加する
- 現地オーディションを受ける
コンクールで留学許可(入学許可)を手にする以外にも、バレエ留学をする方法はたくさんあります。
「バレエ留学をしたい」と本気で考えているのであれば、可能性のある方法すべてに挑戦してみてくださいね!
この記事を書いた人Wrote this article
かたーる 男性
『バレエの世界をもっと身近に!』をテーマに情報発信しています。【経歴】高校→バレエ留学→コロナ強制帰国→オーディション旅→海外バレエ団(4年目)。年間100公演以上あるバレエ団でソリストをしています。