【真実】バレエ留学をするための4つの方法とは?留学経験者が解説!

【真実】バレエ留学をするための4つの方法とは?留学経験者が解説!

海外バレエ学校に留学をしたいです!バレエ留学をするためにはどうすればいいですか?

このような疑問に答える記事を書きました!

この記事では「バレエ留学をしたい!」と考えている方向けに、バレエ留学をするための4つの方法を解説してます。

海外バレエ学校に4年間留学していたバレエダンサーが記事を書きました!

記事の後半では、バレエ留学に関するよくある質問3つにも答えているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!

バレエ留学とは

バレエ留学とは、海外のバレエ学校に入学して、プロのバレエダンサーになるために必要な知識や技能を学ぶことです。

バレエ学校では毎日のレッスンに加えて、栄養学やバレエ史などのダンサーとして学ぶべき授業を受けられます。

海外のバレエ学校で学ぶためには、学校からの留学許可(入学許可)が必要です。

バレエ留学の例

バレエ留学には大きく分けて、2つの留学パターンがあります。

  • 長期留学(1年以上):学業と両立しながらバレエを学ぶ長期間の留学
  • 短期留学(数週間〜1ヶ月):サマースクールやインテンシブなどの短期間の留学

メリット・デメリット

バレエ留学をするメリット・デメリットは、次のようになります。

メリット
  • バレエを集中して学ぶための環境が整っている
  • 日本で学ぶことが難しい授業が受けられる(解剖学、栄養学など)
  • 将来のキャリアにつながる
デメリット
  • 費用が高額になることが多い(学費、生活費、渡航費)
  • 家族や友人と離れるため、精神的なサポートが必要
  • 言語の壁や文化の違いに苦労することがある

多くの費用がかかりますが、プロのバレエダンサーを目指して専門的にバレエを学べます。

バレエ留学をするための4つの方法

バレエ留学をするために必要な留学許可(入学許可)を手に入れるためには、以下の4つの方法があります。

  1. 留学許可が獲得できるコンクールに出場する
  2. 留学オーディションに参加する
  3. サマースクールに参加する
  4. 現地オーディションを受ける

①留学許可が獲得できるコンクールに出場する

バレエコンクールに出場して、留学許可(入学許可)を得る方法です。

国内のバレエコンクールでは、海外のバレエ学校のディレクターや教師が審査員として審査をしています。

それらの審査員に選ばれると、コンクールの賞として留学許可(入学許可)が贈られます。

数分間の踊りの中ですべてが決まるバレエコンクールですが、留学許可を手にする王道の方法のひとつです。

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②留学オーディションに参加する

国内で開催されている留学オーディションやワークショップに参加する方法です。

コンクールと同時開催している場合もあります!

審査方法はレッスン形式が一般的です。

1時間半の審査時間の中で、バーレッスンからセンターレッスンを見て審査をします。

留学オーディションと銘打っていないワークショップでも、レッスン後に声をかけられる場合もよくあります。

③サマースクールに参加する

夏休みや冬休みを活用して、バレエ学校に短期留学する方法です。

留学エージェントやバレエ学校が主催しているサマースクールに申し込み参加をします。

体験留学みたいなものです!

  • 学校の環境や設備は充実しているか?
  • 現地の食事は身体に合うか?
  • 自分自身は長期留学に耐えられるか?

1年以上の長期留学を考えている方には、上記のポイントを実際に体験することができます。

サマースクールは長期留学のオーディションを兼ねており、成績優秀者には留学許可が与えられます。

④現地オーディションを受ける

バレエ学校で直接オーディションを受ける方法です。

主に次の2つの方法があります。

  • 学校主催の現地オーディションに申し込む
  • プライベートオーディションを申し込む

現地までの渡航費用がかかるといったハードルの高い方法ですが、留学許可が手に入る可能性があります。

バレエ留学に関するよくある質問3つ

最後にバレエ留学に関するよくある質問に答えていきます。

  • 質問①:バレエ留学にかかる費用はいくらですか?
  • 質問②:どうやったらスカラシップを獲得できますか?
  • 質問③:バレエ留学ってどんな生活ですか?

質問①:バレエ留学にかかる費用はいくらですか?

バレエ留学にかかる費用は、年間200万から300万円くらいが目安になります。

費用の内訳は以下になります。

バレエ留学にかかる費用の内訳
実際にかかった留学費用の内訳

わたしがロシアのバレエ学校に、4年間(2016年から2020年まで)留学したときの留学費用は年間180万円くらいでした。

留学する国や期間によって大きく異なりますが、あくまでも目安として考えてください。

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質問②:どうやったらスカラシップを獲得できますか?

スカラシップに選ばれやすい人の特徴をひと言でまとめると、「将来性のある人物」になります。

というのもバレエ学校はプロのバレエダンサーを養成するための場所だからです。

例えばロシアのワガノワバレエアカデミーは、マリインスキー劇場で踊るバレエダンサーを育てるための学校になっています。

そのため将来性があると評価されれば、コンクールの成績が悪くてもスカラシップに選ばれる場合があります。

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質問③:バレエ留学ってどんな生活ですか?

わたしが留学していたときの1日のスケジュールは、以下のようになっていました。

8:40登校
8:45朝食
9:00〜10:30フランス語
10:50〜12:20クラシック
12:20昼食
12:40〜14:10ロシア語
14:30〜16:00ロシア史
16:20〜17:50キャラクターダンス
18:00〜20:00リハーサル
20:00夕飯
20:00〜23:00自由時間
23:00就寝
留学生の一日のスケジュール(例)

詳しくは「【実録】バレエ学校の留学生活の一日〜授業・食事・休日〜」で解説しています。

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まとめ:バレエ留学をするための4つの方法

今回の記事では、バレエ留学をするための4つの方法を解説しました。

バレエ留学をするための方法
  1. 留学許可が獲得できるコンクールに出場する
  2. 留学オーディションに参加する
  3. サマースクールに参加する
  4. 現地オーディションを受ける

» バレエ留学をするための4つの方法を確認する

コンクールで留学許可(入学許可)を手にする以外にも、バレエ留学をする方法はたくさんあります。

「バレエ留学をしたい」と本気で考えているのであれば、可能性のある方法すべてに挑戦してみてくださいね!

この記事を書いた人Wrote this article

かたーる

かたーる 男性

『バレエの世界をもっと身近に!』をテーマに情報発信しています。【経歴】高校→バレエ留学→コロナ強制帰国→オーディション旅→海外バレエ団(4年目)。年間100公演以上あるバレエ団でソリストをしています。

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