- 発表会
- 2024/10/24
「留学許可やスカラシップを多く出しているコンクールを知りたい!!」
おそらく、海外のバレエ学校に留学をしたいと考えている人なら、誰もが知りたい情報でしょう。
日本では年間を通して、たくさんのコンクールが行われています。
みなさんも知っているように、コンクールによって、留学許可やスカラシップを出している数がだいぶ異なります。
今回は、バレエ学校に留学するチャンスの多くあるコンクールを、厳選して紹介します。
この記事を読んで、今後のコンクール選びの参考にしてみてください。
ジャパングランプリ(東京)
毎年、夏に東京で行われている、10歳から19歳までの人が出場できるコンクールです。
最も権威のあるバレエコンクールの1つで、マーティン・フリードマンが審査委員長を務めています。
審査員はほとんどが、海外のバレエ学校教師です。
ワークショップを重視したでコンクールで、コンクール期間中に様々なワークショップが行われています。
また、決選出場者は舞台上で、レッスン審査が行わています。
このレッスン審査の様子でも、スカラシップ賞などの受賞者の選考を行っています。
主にアメリカのバレエ学校などの計40校が、留学許可やスカラシップを出しています。
アメリカのバレエ学校に留学したいのであれば、おすすめのコンクールです。
NBA全国バレエコンクール(東京)
HP:https://www.nbaballet.org/competition/national/index.html
毎年、お正月に行われている、国内最大規模のバレエコンクールです。
2019年には、約1200名が出場しました。
国内・国外合わせて、約40名の審査員が審査を行っています。
また、このコンクールでは、中学生以上の優秀成績者たちに奨学金として、総額100万円が送られるのも魅力の一つです。
- ボストンバレエ学校【アメリカ】
- ジョンクランコバレエ学校【ドイツ】
- ウィーンオペラ座バレエ学校【オーストラリア】
- ナショナルバレエ学校【カナダ】
- イングリッシュナショナル・バレエスクール【イギリス】
来年から提携バレエ学校が増える可能性が高く、さらに注目のコンクールです。
Prix du Japon エデュケーショナルバレエコンクール(東京)
HP:https://www.prixdujapon.com/
- ワガノワバレエアカデミー【ロシア】
- ボリショイバレエアカデミー【ロシア】
- ペルミバレエ学校【ロシア】
- ノボシビルスクバレエ学校【ロシア】
このロシア国立4大バレエ学校の現役教師のみが審査員を務めているのが、特徴のコンクールです。
また、最近では日本でここだけのキャラクターダンスコンクールも、同時開催しています。
優秀者は、この4つのバレエ学校への留学許可やスカラシップが送られます。
このコンクールは、アカデミー性、アーティスト性、音楽性、スタイル、テクニカルなどの項目の総合点数で審査をしています。
また、コンクールに合わせて、留学オーディションも同時開催している。
ロシアのバレエ学校の留学したいと考えているのなら、出場しない理由のないコンクールです。
京都バレエコンクール(京都)
HP:https://www.kyoto-competition.com/
年に2回、夏と冬に開催しているコンクールです。
特に夏のサマーコンクールでは、ワークショップも多く行われており、
- クラシック
- 個人バリエーション
- ボディコンディショニング
- 留学希望者向けワークショップ
- 振り付け作品
などのたくさんのワークショップがあります。
振り付け作品のワークショップでは、コンテンポラリーやキャラクターダンスの作品を練習をします。
また最終日には、それらの振り付け作品の発表があります。
審査項目は以下の通りです。
- 身体的適応性
- テクニック (技術的能力)
- 個性
- 芸術性・表現力
- 音楽性
- 将来性 (小学生以下)
- 完成度 (中学生以上)
ウィーン国立劇場バレエ学校【オーストリア】
ハンガリー国立バレエ学校【ハンガリー】
ボリショイバレエ学校【ロシア】
クルージュナポカ国立バレエ学校【ルーマニア】
ティミショアラ国立アートカレッジ【ルーマニア】
リスボン国立コンセルヴァトワール ダンススクール【ポルトガル】
チューリッヒバレエアカデミー【スイス】
スロベニア国立マリボール音楽バレエ学校【スロベニア】
ハーレキン芸術舞踊学校【スロベニア】
ノースカロライナ州立芸術大学【アメリカ】
様々なワークショップを受けてみたい人や、関西に住んでいる人に特におすすめです。
伊達クラシックバレエコンペティション(宮城)
HP:http://www.date-competition.com/
場所が宮城県ということもあり、東北や関東の人が多く出場しているコンクールです。
プレ部門以外は予選、レッスン審査、決選と3回の審査が行われます。
また、予選の前日にワークショップも開催しています。
- ロンドンスタジオセンター【イギリス】
- サラソタバレエスクール【アメリカ】
- ミルウォーキーバレエスクール【アメリカ】
- サラソタキュウバンバレエスクール【アメリカ】
- ラドフォード・ユニバーシティ・ダンス 【アメリカ】
- ルツページスクールオブダンス【アメリカ】
- インターナショナルバレエセミナーインバリ【イタリア】
- バリインターナショナルバレエコンペティション【イタリア】
- ケンタッキーバレエアカデミー【アメリカ】
おわりに
いかがでしょうか?
参加したいコンクールは見つかりましたか?
日本ではバレエコンクールがたくさん行われています。
ただ出場するのではなく、コンクールに参加する目的を考えながら、コンクールを選びましょう。
この記事を書いた人Wrote this article
かたーる 男性
『バレエの世界をもっと身近に!』をテーマに情報発信しています。【経歴】高校→バレエ留学→コロナ強制帰国→オーディション旅→海外バレエ団(4年目)。年間100公演以上あるバレエ団でソリストをしています。